使用の手順（チェンソー用 携帯型キマル）　概要

チェンソー目立て装置「キマル」は、安全な場所であれば何処でも使用可能ですが、ここでは背筋を伸ばして楽な姿勢で目立て作業ができるよう、軽トラックの荷台を作業台として利用することを前提に説明します。

キマルを使って目立て作業をする際には、手袋を必ず着用して、服装や作業環境に配慮して安全な作業を心がけて下さい。

軽トラックの荷台の隅に、チェンソーのガイドバーを固定するための角材を、ロープでしっかりと留めます。
（写真にある「チェンソー固定用の角材」は、キマル技研で自作したもので、携帯型キマルには付属しません。それぞれ自作されるか、購入を希望される方はお問合せ下さい。）

荷台の横アオリの上にチェンソーを載せ、角材の隙間にガイドバーを挿入したら、ボルトを締めてガイドバーを固定します。

まず、携帯型キマルの、左右2つの刃先固定ネジを緩めておきます。

ガイドバーの先端の穴に、携帯型キマルの本体固定ボルトを差し込み、付属のワッシャープレートを噛ましてから、ナットを締めてください。

携帯型キマルの、左右2つの刃先固定ネジが、ソーチェンに当たる位置に調整してから、ナットをしっかり締めて、チェンソーのガイドバーに携帯型キマルを固定してください。

携帯型キマルの刃先固定ネジに、目立てる刃先が当たる位置までソーチェンを回して動かします。刃先固定ネジに、目立てるソーチェンの刃先が当たったら、刃先固定ネジを締めて、刃先を固定します。

刃先固定ネジの反対側から、ヤスリを押して目立てをします。

一本の刃の目立てが終わったら、刃先固定ネジを緩めて、ソーチェンを回し、次の刃先を固定して、目立てします。

片側の目立てが一巡したら、携帯型キマルをチェンソーの左右反対側から装着し直し、反対側の刃先を目立てます。

左右の刃先の目立てが一巡すれば、携帯型キマルを使ったチェンソーの目立て作業は完了です。

キマル技研　（旧称　北川原技研）

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